Part1 なぜ人は太るのか?
1-6 ダイエット失敗を重ねると痩せにくくなります
人は約1000の原因で風邪をひくと言われています。さらに、一度風邪をひくと、同じ原因で風邪をひくことはないとも言われています。
先述の通り、「痩せる」とは「その先に死ぬ」という事を意味するものであり、食べ物によるダイエットをすると、身体はそれに対抗する免疫システム(消化吸収システムの向上)を構築して、最初はいい感じで痩せたとしても、その後徐々に痩せにくくします。
これが、停滞期です。
さらに、それが進むと元の体重に戻り、発達した免疫システムが止まらない限り、今まで以上のエネルギー摂取が毎日達成されてしまい、最終的にリバウンドするのです。
そして、その免疫システムは一度構築されると、体内では「いつでも使用可能な状態」で記憶されるため、同じ手段で二度目のダイエットを行っても、以前のような効果的な結果は得られません。
つまり、バナナダイエットが成功しても、停滞期を経験してしまえば、10年後にバナナダイエットをしても、有効な効果がないということになります。
これらを何十種類もやってしまった方は、ものすごく高性能な免疫システムを保有してしまったこととなり、痩せにくい身体になってしまったといえます。
よって、食事によるダイエットをするのであれば、複数の方法をもって周期的に行う、もしくは通常の食事のサイクルにほんの少し(週に1から2日程度)取り入れるなどして、
「ゆっくり脳をだましながら痩せる」作戦
が最も継続的かつ、効果的であると言えます。
ただし、Ulyssesでは食事の量を減らしてダイエットすることをお勧めしておりません。